赤目四十八滝(赤目五瀑)
(三重県名張市〜奈良県宇陀市)

不動滝



(2013年7月18日)

日本の滝百選に選定されている赤目四十八滝、その中でも名瀑と謳われる五瀑の1つである不動滝です。

落差15m幅7mの非常に見栄えの良い滝姿が印象的です。



滝壺の深さは10mであり不動滝の名の通りの信仰の滝でもあります。

橋からの鑑賞は味気ないですが・・・被写体としては申し分のない滝だと思います。


千手滝



不動滝の次の赤目五瀑は千手滝、落差15m幅4m滝壺の深さ約20mとのことです。

なんとも美しい分岐瀑でこれまた被写体として申し分のない滝でしょう。



周囲との調和が見事・・・私好みの分岐瀑です。

初訪問時(2006年5月15日)は印象に残らなかったのですが、2013年現在の私にとっては佳瀑でした。


布曳滝



赤目五瀑第3の滝は千手滝のすぐ上の布曳滝、落差30m滝壺の深さ約30mとのことです。

初訪問時の私には主瀑に思えました・・・7年後も変わらず私にとって赤目の主瀑扱いです。



風流のある滝姿・・・深淵の滝壺には神秘性さえ感じられます。

その瀑布には古武術的な受け流すという雰囲気・・・今の日本人が忘れかけている精神があるようにも思えました。



私的見解ですが、赤目屈指の名瀑でしょう。


荷担滝



赤目五瀑の第4の滝は荷坦滝(にないだき)、落差8mの独特な滝姿は赤目四十八滝の象徴として知られています。

被写体としてはズバ抜けている分、書籍や滝巡り諸先輩方の写真と比べると実際はそこまでインパクトがないような・・・。



初訪問時もそうだったのですが、五瀑で最も鑑賞する時間が短かったです。

人が多いので・・・観光滝は便利ですがなかなか滝と語らえないのは仕方ないと割り切るしかないようですね。



琵琶滝



赤目五瀑最後の将は琵琶滝、落差15m滝壺の深さ10mとのことです。

その瀑布はその名の如く・・・琵琶のようでした。



この赤目四十八滝巡りは時間との戦いだったので行きは先客がいたのでスル−。

岩窟滝からの帰路からの鑑賞でなかなかの風情に浸ってしまいました・・・良い滝です。


アクセスは国道165号線から赤目四十八滝への看板に沿って行けば辿り着けます、土産物店兼有料駐車場が色々あります、温泉もあります。

日本オオサンショウウオセンター入館料込みで大人300円、小人150円が必要です。

所要時間は人それぞれでしょう・・・私の時間は撮影&鑑賞しながらで往復で1時間46分・・・非常に疲れました。



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