袋田の滝
(茨城県久慈郡大子町)



(2010年1月12日)

日本三名瀑の一つである袋田の滝です。

日本の滝百選にも選定されており、しかも人気投票で1位という茨城の誇りともいえる滝でしょう。

約20年ぶり・・・それ以上かもしれません・・・遂に再訪の時が来ました。
 
再訪といっても茨城時代には10数回は訪れていたりしていることで最も親近感が沸く滝なのです。



  新設された新観瀑台からは全貌を拝むことができます・・・ただ下部は木々でやや不明瞭です。

 四度の滝という別名は西行法師の「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」という賛辞に由来しています。
 
 
 無論、元茨城県民の私は四季全て体験済みですが・・・秋と冬をお勧めします。
 
 
 特に冬のモノトーン風な色彩は厳格かつ情緒感があると思うのです。
 
 

 
 吊り橋からの観賞も素晴らしいものがあります。
 
滝壺もしっかりと拝むことができますが・・・あくまでも吊り橋ですので通行の妨げにならないよう気をつけないといけません。
 

 
 それにしても芸術的によくできた滝だと改めて思うものでした。
 
トンネル、エレベーターと確かにあまりに近代的ではあると思いますが、バリアフリーの滝でもあるのです。
 
考え方一つですが・・・身体が不自由な方でも間近で観賞ができる名瀑はあまりありません。
 
しかし自然度を考えると開発されすぎだと思ってしまうわけであり・・・難しいものですねえ・・・。
 


ともかく月居山へのハイキングコースからの眺めも絶景です。
 
その先の生瀬の滝へは長旅の疲労から断念しましたが、落ち口も拝めて大満足の滝見でありました。
 
アクセスは常磐道那珂ICから国道118号線で北上していきます。

 大子町に入り滝への看板がある交差点で右折し国道461号線に入り看板に沿って茨城県道324号袋田停車場四度ノ滝線に入ります。

 そのまま道なりに進んでいくと土産物屋などが立ち並ぶ最奥に袋田の滝があります。

車は無料駐車場を利用してしばらく歩くか土産物屋さんに500円払って駐車させてもらうかになります。
 
あと袋田の滝はトンネルの入場料300円が必要となります。
 
 



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