御霊の滝
(京都府宇治市)
(2012年12月6日)
宇治市笠取地区の笠取川支流支谷にかかる滝です。
二段の段瀑で総落差は7M(上段2M下段5M)といったところでしょうか。
人の気配の名残はあるものの自然化が進んでいる環境下にあります。
この滝を知ったのは宇治市の清瀧宮という神社の存在からです。
清瀧宮がある笠取地区を調べると笠取八景なるものがありその中に御霊の滝なるものがありました。
ネット上で写真を掲載されているサイトもあったので調査に出掛けて二回目で辿り着けました。
私がこの滝で一番の魅力を感じたのは滝壺・・・。
三重県の飯高系ともいうべき宝石のような色合いと透明度が実に素晴らしいのです。
京都府南部ではほぼ見られることがないであろう滝壺の美・・・
すぐ下流で取水されてるのも納得ですし、この付近の茶畑にも使われているのでしょう。
上段の滝です。
この御霊の滝を巡るにあたって情報を仕入れに立ち寄った先のアクトピア宇治の職員の方がなんともご親切に道案内にしてくださいました。
ここにてお礼を申し上げます。
アクセスですが京都府道3号大津南郷宇治線で大津方面に向かいます。
宇治市から滋賀県大津市に入りそのまま道なりに瀬田川を渡るとまた宇治市になります。
京滋バイパス笠取ICへの看板に沿って左折し、そのまま道なりに進んでいき笠取ICへの分岐で(左折はIC)右折しトンネルに入り北上すれば笠取地区に入ります。
宇治市総合野外活動センター「アクトパル宇治」に到着します。駐車できますが一声かけた方がいいかもいれません。
施設の裏手から出発、左手に民家、右手の茶畑の脇を水の流れていない川沿いを歩いていきます。
橋を渡り対岸を歩いていくとこの川が伏流しているのがわかります。
またここで対岸に渡ります。
ここから奥へと進んでいきます。
朽ち果てた滝看板が・・・
そうこうする内に滝が見えてきます。
無名の滝
(2012年11月29日)
笠取八景の「御旅の青楓」の近くに隠れていた滝です。
なかなか素敵な小滝でした。
※久々に丁寧に滝への案内を記してみました。
滝周辺にはハイカー系のゴミやら喫煙派の滝巡りする方々のゴミなどは見当たりませんでした。
愚行のないことを信じて・・・
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