倶呂滝
(奈良県宇陀市)


(2015年3月22日)

阿清水川上流域にかかる総落差15m級の滝です。

約6年ぶりの再訪・・・その変わらない滝姿が嬉しいものでした。



慎ましい阿羅滝とは対照的な豪快な瀑布がたまりません。

何故にもっと早くに再訪しなかったのだろうと後悔しました。



この上には更に隠れた上段の滝があるのです。

次回訪問の際は上段の滝も拝みたいものです・・・なんとなくルートが見えたので。



前衛滝からの構図です・・・かなり満足のいく滝見ができました。



阿羅滝と倶呂滝・・・滝愛好家にとっては天国のような場所ですね。

初訪問時はポットに入れたコーヒーを飲みながらひたすらに2つの滝と語らっていました。


(2009年3月28日:初訪問時)

この数年間の数々の自然災害により幾多の滝が景観を失われていますが・・・

まるで秘境のような環境の中で変わらない倶呂滝の姿・・・本当に素晴らしい滝なのです。

アクセスは国道165号線で宇陀市から名張市に入ります。

すぐに「竜口」の看板がありますのでそこで右折し宇陀川を渡ります。

近鉄の高架をくぐり阿清水川沿いの林道をひたすら道なりに進んでいきます。

龍口地区と西谷地区の分岐で左折し道なりに進んでいき数寄屋橋の手前を右折し集落に入っていきます。

 車は数寄屋橋方面へ向かう道路沿いの広い路肩は路駐しても大丈夫です。

 川沿いの道を歩いていくと集落の終わりにゲートがありました。

 初訪問の2009年の際はなかったのですが・・・地元の方の許可を得てゲートを開いて進みました。

やがて舗装が途切れ巨大な堰堤を眼下に見えますがひたすら進んでいきます。

かなり倒木で荒れてしまった道を進んでいくと滝の音と共に下への分岐があるので進んでいきます。

そのまま上流方面に道なりに進んでいくと道が途切れるので対岸に渡渉します。

あとは川沿いを上流へと歩いていくと右手に滑滝が現れます。



川を渡渉して滝の左岸を上がっていくと正面に倶呂滝が現れます。










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