百丈岩の滝
(京都府相楽郡和束町)




(2012年3月1日)

京都の自然200選の1つである和束町の百丈岩の麓にある滝です。

2条の瀑布が印象的、和束川支流の源流域ということで水量は少な目です。
 
 信仰の滝であり、行場の風情もありました。
 
 

 清冽な水が降り注がれる滝前はマイナスイオン全開で百丈岩登山の休憩ポイント(すぐ上ですが)に最適。

 源流域の滝との語らいはいつでも実に味わい深いものですね。



下段も含めればなかなかの総落差ですが、主瀑で落差5m程ですね

低山を徘徊することにハマりつつある今日この頃・・・滝も目当てではありましたが・・・



これが百丈岩・・・次回訪問の際に上に登りたいものです。



登山道から見上げた百丈岩・・・なかなかのスケール感。


 百丈岩と行場の滝を目当てに訪れたのですが・・・

何よりこの百丈岩までの登山道沿いの渓流は「京都南部のプチ赤目渓谷」・・・

この鎌倉谷の渓流と無名の美爆群の一部を紹介します。



登山道入り口から植林帯を抜けて山道になる手前です。

 この上の流れが撮影に失敗しましたが、実に猛々しくも美しい急傾斜の渓流が続きます。



巨大な堰堤手前、最初の鳥居付近から望む渓流美・・・まだまだ序の口で堰堤の上にも渓谷美が続きます。



登山道を進むと橋があります、ここからが実に痛快でした。



登山道から川沿いに入り込めばこの無名滝・・・落差は4M程です。

黒光りする階段状の岩肌・・・自然の造形美です。



続いて落差5m程の無名滝は二条の瀑布が白眉な佳瀑。



この小滝の奥、巨大な第二の堰堤の下になかなかの無名滝があるのですが時間的に無理でした・・・残念。



この先はなかなかの登山道・・・普通に山登りですが生駒山系と違い適度に荒れていました。

 やがて百丈岩の滝、そして百丈岩に辿り着くことでしょう。

 

 これが百丈岩への登山道の入り口です。

 アクセスは京都府道5号木津信楽線で和束町から信楽方面に向かいます。

小杉集落を過ぎて府道が和束川を渡った辺りで右手に浄水場が見えますので右折して狭い橋を渡ります。

 橋を渡った辺りに駐車スペースがあります、所要時間は個人差があるので記しません。





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