岩湧寺の滝群
(大阪府河内長野市)
(重文である岩湧寺多宝塔)
樹齢数百年の老杉、そして名水の誉れ高い長寿の水で有名な岩湧寺。
境内及び参道に滝群があります。
ハイキングの名所として秋にはススキの名所として名高い岩湧山がそびえています。
愛読書であるヤマケイの「大阪府の山」では滝情報は皆無なのでいつもの如くオトマッキーさんの「KIMAMA4」内の滝巡り記録を参考にさせていただきました。
名水マニアとして長寿の水は飲みたかったのですが、雨の後ですのでやめておきました。
それでも人々が水汲みに来ていましたが・・・
(行者の滝)
落差10M、水量少なめな分岐瀑です。
「いにしえの道」進んでいくと滝見台と表示があります。
行者の滝だから「ぎょうじゃの道」にあると思ったのですが・・・ただ行者の滝の上に同クラスの滝があったのでした。
写真はブレまくりでアップ不能ですが、なかなかの佳瀑でいずれ再訪してじっくり鑑賞したいものです。
滝見台のから寺方面に進むとすぐ踏み後があり滝前まで行けますが直下鑑賞には向いていないようです。
ともかく森閑な「いわわきの道」と行者の滝の組み合わせは大変味わい深いものでした。
行者の滝を後にして「いわわきの道」を上がっていくと右手に岩湧寺の多宝塔が見えてきます。
そして道沿いに千手滝と不動滝の看板があるので左の祠が見える脇道に入っていきます。
(千手滝)
総落差30Mということですが残念ながら上段は湿っている程度で下段もわずかに水が流れているだけでした。
滝自体のスケール感はありそうなので梅雨や台風通過後ぐらいならば相当な瀑布を期待できそうです。
(不動滝)
落差15Mとのことですがこちらも水量がチョロチョロとしたものでした。
立派に不動様が奉られていました、そしてこちらも大雨の後に期待ができそうでした。
岩湧寺へのアクセスは国道170号線で河内長野市内の原町北交差点で国道310号にて五條・橋本方面に進路をとります。
河内長野駅近くの本町の交差点から国道371号線にて南下します。
片添町の交差点で加賀田への分岐の看板に沿って右折、次の信号で左折し加賀田川沿いの大阪府道221号加賀田片添線を進んで行きます。
狭路もある府道がやがて林道岩湧線となると道沿いに下から第6駐車場〜第1駐車場があります。
行者の滝がある「いわわきの道」は第2駐車場と第1駐車場の間に入り口があります。
第6〜第1駐車場は無料です、それより上にはキャンプ場の有料駐車場だけだそうです。
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