浄丸の滝
(兵庫県丹波市)



(2009年11月23日)

加古川源流の1つである稲土川にかかる落差5M程の美瀑です。

私が愛読させていただいている日本の滝?の中において訪れたいと思っていた上位ランクの滝・・・。
 
 予想を遥かに上回る・・・全てが私の嗜好の滝でした。
 
 

 落差はないものの水量豊富な白い瀑布がひたすらに轟音を響かせているだけの世界。

 朝靄の中、浄丸の滝との語らいはこれまでの滝巡りの中で屈指の満足感・達成感でした。

様々な角度から瀑布を観賞した後はメインディッシュの滝壺観賞です。

    

 この滝壺に惹かれて訪れたといっても過言ではありません。

 広く深い滝壺は覗き込むと吸い込まれそうになる程・・・実に味わい深い魅惑の滝壺です。

やはり水の清冽さはさすが清流と名高い稲土川の上流域ということでしょう。

 

落ち口からの観賞も素晴らしい・・・神社との一体感も魅力の1つだと思いました。

滝上の赤い橋は滝見橋ではなくあくまで弁財天を参拝する為の橋という造りです。

この環境は厚い信仰なくしては在りえないでしょう・・・地元の方々の信仰心も含めての感動がありました。

 

 更に滝の少し上流には美しい小滝がありました。

アクセスは国道427号線の丹波市青垣町を生野方面に西進していきます。

兵庫県道276号桧倉山東線への分岐に沿って加古川を渡り突き当たりのT字路を右折します。

進んでいくと稲土集落への分岐がありますので左折し川沿いを北上していきます。

 集落を抜けるとやがて道に獣害防止のネットがあります。

それを開けて進むのですが、開けたら絶対に閉めないといけません・・・モラルです!!

そのまま道なりに進んでいくと右手に浄丸神社の鳥居が見えてきます。

鳥居近くに車一台は駐車できます。

 ※滝の呼び名が「じょうまる」ではなく「じょうがん」にしているのは道を尋ねた地元の方の滝の呼び名が「じょうがんのたき」だったからです。



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