滝探し備忘録1

学校道の滝など山添村での滝探し


以前より山添村のHPに紹介されていた不動の滝。
その不動の滝の伝承のページにあった学校道の滝がずっと気になっていました。
図書館で山添村史で調べましたが詳しいことはわからず・・・。
村の語り部という山添村の本も読みましたがHPの不動の滝の項そのままでした。
その代わりに村史から滝神社と呼ばれていた神社があるとのことで息子を連れてドライブがてらに山添村へ行きました。
その滝神社とは片平地区にある八柱神社です。
しかしあまりにネットでの情報がないのでこれはいつものパターンかと思っていました。
そして辿り着いた片平の八柱神社の滝は枯滝というか名残らしき岩がわずかに残っているだけでした。

でも水が湧いていることが確認できたので水脈は残っていることは確認できました。
地方史誌を読んでの滝探しは本当にこのパターンが多いです。
下市町のもみじ滝はビンゴでしたが稀なのです。
気落ちしつつ学校道の滝でも探そうかと遅瀬地区に行きました。
遅瀬川沿いの県道181号線の道路が広い区間があります。
以前調べた際に気になっていた場所がありました。
遅瀬川が90度流れを曲げて県道から見えなくなります。
地図上ではその対岸に道があるので滝があるとしたらこの辺りではないかと思っていました。
いつでも行けるとおざなりにしていましたがこの機会にと調べることにしたのです。
車で橋を渡り民家の間の細い道を抜けると川が90度に曲がったあたりに橋がありました。
この橋は車で渡れません・・・しかし橋手前で右に川沿いの舗装路です。
道が不安だったので引き返して県道の広い路肩に車を駐車して徒歩で川沿いの道へ・・・。
不安は杞憂で川沿いの道は進んでいくと突然広い片側一車線の立派な道になりました。
やがて滝の音が聞こえてきて木々の奥に白い瀑布らしきものが・・・。
道路の右手には建物がありました。
この瞬間、頭の中で山添村HPの記述とリンクしてこれは学校道の滝だと確信しました。
道路下なので滝直下鑑賞は難しいと思えましたが、信仰の滝ならば下りれるはずだと下降ポイントを探すと滝上流に橋がかかっていました。
あとはその先から斜面を急降下していくだけでした。



帰り道で出会った地元のおばあちゃんに色々と話を聞きました。
この道が学校道という名で建物には不動様が祀られており崖下に滝があるということでした。








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