滝探し備忘録3

黒滝村での滝探し


自然溢れるのどかな山村である黒滝村・・・。
吉野郡の中でも極めて滝情報が少ないのはどうしてなのか?
中戸の小女郎滝や伊谷の赤滝、あとは久保の奥谷の小滝群ぐらいでした。
個人的には笠木川源流域に無名滝があったり、高算堂脇の流れを滝と認識してみたり・・・
坪市谷に滝があったり、扇形山登山道沿いに10m滝があることは確認していました。
しかしあくまで無名滝です。
黒滝村という名なのだからと黒滝を調べてみました。
村史を調べていくと黒滝が4つあることがわかりました。
寺戸の権現堂の黒滝、久保の奥谷のにわとり滝、槇尾の奥谷の黒滝、槇尾の滝の谷の黒滝です。
寺戸の権現堂の黒滝は名残らしきものはありましたが現存していないようでした。



槇尾の高算堂より上流の奥谷の黒滝はこの滝だと思われます。
脇側沿いの林道をずっと進んでいくと林道が途切れて山中への仕事道になります。
仕事道を進んでいくとすぐにありました。



黒滝手前の支谷にあった総落差30m程の滝・・・写真が酷いので伝わらないのが残念です。
ひょっとするとこちらが滝の谷でその奥に黒滝があるかもしれません。

以前訪れた久保の奥谷にあるにわとり滝という滝も村名由来の黒滝といわれています。
多分、谷の奥深くにひっそりとあった5m程の滝がにわとり滝でしょう。
村史での記述とほぼ一致していました・・・これは再訪したいものです。
写真がないですからね・・・。



村史に記載されていた妙見神社の妙見の滝は谷底に眠っていました。
推理が当たると嬉しいものですね。

他にも滝として確認できるのが太鼓淵、乙女淵があるようです。
そして他にもまだまだ明かされていない滝があるように思えます。
熊が生息しているので危険を感じつつも地道に黒滝村の滝探しも続けていきたいものです。


あと黒滝村に向かう途中にあったザ・トンネルというラーメン店が美味しかったです。

(醤油ラーメンと餃子)
肉厚のチャーシューと餃子が特に美味しかったです。
今まで幾度も通り過ぎていましたが、これからも黒滝村・天川村方面に向かう際は寄りたいお店ですね。



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