補陀落の滝
(三重県伊賀市)
(2009年1月10日)
木津川支流宮谷川にかかる落差3M程の滝です。
上下の2つの滝壺と予想外に繊細な瀑布が素敵です。
交通量の多い信楽への抜け道(国道422号より遥かに整備されている)沿いながら秘境の趣きもあります。
あいにくの日暮れ前&吹雪の中の鑑賞でしたが滝前の狭い空間が非常に心地良く思えました。
古く平安時代の頃には首落の滝という名前で呼ばれていたそうです。
歴史・由緒のある滝の鑑賞には浪漫があるものです。
アクセスは伊賀市内の国道163号から滋賀県道・三重県道138号信楽上野線にて信楽方面に進んで行きます。
高倉神社手前の十字路を右折し良く整備された二車線の道路を北上していきます。
この道路は国道422号線と誤認されやすいですが、甲賀市内で確かに国道422号線と合流・分岐しますが違います。
私は補陀落の滝をこれまで二回探しましたが見つかりませんでした・・・国道沿いという情報にばかりこだわっていたからです。
私自身の視点が甘いから見つからなかったわけです・・・普通にいつもどおり綿密に地区や河川から調べたら良かっただけ・・・
私はいつも楽しようとすると失敗ばかりです。
ちなみに国道422号線の信楽〜伊賀の峠は山間国道400番台名物の離合難解かつ狭路続出の酷道区間です・・・しかもバス道路ですので要注意です。
ともかく道なりに上がっていくと赤い欄干の不動橋があり渡ると右手に滝看板と遊歩道入り口があります。
駐車スペースは不動橋より上にある観光案内看板のある休憩所か不動橋付近の路肩(遊歩道入り口付近)に駐車できます。
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